堺ガスビル

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外観

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シーリングファン近傍詳細

Gビルは、シーリングファン・自然換気併用ハイブリッド空調を行う環境建築である(堺市)。環境建築として、地球環境負荷低減に配慮したうえで良好な室内環境をつくるため、様々な手法をほかにも導入している。自然換気は、オフィス空間の床下トレンチから取り入れられ、オフィス、廊下を経由して、ソーラーチムニー効果をもつ階段室に入り、階段室上部から屋外へ抜ける。この建物のハイブリッド空調は、そのときどきに状況に応じて、自然換気のみ、自然換気とシーリングファン運転、さらに冷房運転の追加などを自動で最適運転モードを判断して、切り換えるというものである。

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オフィスの温湿度、グローブ温度、CO2濃度の自動測定

(測定)
オフィス空間では、温熱環境測定のほか、自然換気のみ行うときの室内空気清浄度を調べるためCO2濃度測定を行った。自然換気量は、①SF6トレーサガス実験、②換気口風速測定、③室内CO2濃度と在室者数調査の3通りの方法から求めた。また、自然通風を可視化するための白煙発生、通風経路である階段室の温度気流測定、シーリングファンまわりの詳細気流性状測定、自然換気・シーリングファン利用に関する執務者へのアンケート調査などを行った。そのほか、デシカント空調機、全熱交換器の省エネルギー効果を調べる測定も行った。

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自然換気風量測定
床下トレンチにもぐり、自然換気導入口の風速を手動測定。

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トレーサガス実験 SF6ガス発生

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トレーサガス実験 モニター監視中

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室内気流分布測定
1列に4人並んで、一斉に手動測定