実測計器の紹介

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渦相関システム

超音波3次元風速計、CO2H2Oアナライザーを組み合わせたシステムにより乱流の顕熱フラックス、潜熱フラックスを測定する装置です。4コンポーネント型の超短波放射計と組み合わせることにより上下方向の放射フラックスも測定することができます。都市のヒートアイランド現象を実測するのに便利な装置です。

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実際の建物で測定している風景です。水盤のあるガラス大屋根建築の水盤上に渦相関システムを設置しました。水の蒸発による潜熱フラックスが大きく測定されました。

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シンチロメータ

顕熱フラックスを測定する装置です。発信機と受信機の組み合わせからなり、発信機側からはレーザー光線が出されます。受信機側で受けたレーザー光線が途中の空気の乱流により乱れたところを測定し、そのパス間の顕熱フラックスを測定します。送信機と受信機の距離は50m~100mとします。上の写真はボイド空間からの顕熱排熱を測定しているところです。本来は広い場所での測定を前提とした計器ですのでこれは特殊な使い方といえます。

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日射計

日射量を測定する装置です。右から全天日射計、拡散日射計(遮蔽バンド)、直達日射計・拡散日射計(太陽追尾装置&シャドウボール)です。太陽からの日射熱エネルギーを測定します。遮蔽バンドやシャドウボール(一番左のアームの先端に取り付けられたもの)は絶えず日射計のセンサーを影にすることにより太陽からの直射光成分を除いた散乱日射成分を測定するものです。直達日射計(写真では見にくい)は太陽から直接くる日射量のみを測定するもので太陽追尾装置により常にセンサーが太陽に向かうように制御されています。

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これはスカイスキャナーといって天空の放射や明るさの分布を回転しながら測定するものです。天空145点の測定を約3分半で完了します。

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照度計

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おんどとり

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グローブ計(左)とアスマン乾湿計(右)

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ホルムアルデヒド計

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風速計

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粉塵計

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ガス検知管と採取器

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サーマルマネキン

人体の形状を模したサーマルマネキンです。体を13の部位に分割してそれぞれの部位にヒーターが内蔵されています。内部温度を一定にするようにヒーターを発熱させてその消費電力量より皮膚からの熱損失量などを測定することができます。写真のマネキンは通称「メトロ(男性)」です。

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サーモカメラ

小型で携帯可能なサーモカメラです。赤外線を感知し画像として見ることができます。

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例えば、このような写真を撮ることができます。

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分光放射計

ポータブル型の分光放射計です。バッテリー稼動が可能で屋外でのフィールド実験でも電電を気にしなくて使用することができます。ただポータブルといっても背中に背負って、さらに制御用のノートパソコンも持たなくてはならずかなり重さがあります。35nm~2500nmまでの分光放射量を測定することが可能です。